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塗装ができない屋根材“パミール”とは
- 塗装お役立ち
塗装ができない屋根材“パミール”とは
こんにちは。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
岐阜県 安八郡・大垣市・瑞穂市 外壁塗装 屋根塗装の専門店 大橋美装です。
皆様は“パミール”という屋根材をご存知でしょうか???
2008年に製造が中止された製品で、ノンアスベスト切り替え時期に製造された屋根材なのですが、
10年も経つとひび割れや剥がれを起こすといった不具合が多く今は製造されていません。
同じ時期に他のメーカーからもノンアスベストの屋根材は出ていて、不具合報告がありましたが一番不具合が多かったのはこのパミールです。
劣化したパミールの屋根です↓
住宅でよく使用されているカラーベストの屋根材とよく似ていますが、
劣化の仕方が全然違います。
【カラーベスト】
パミールの劣化症状
●層間剥離
パミールは10年経つと層状に剥がれが起き、パリパリに劣化してしまうので、塗装ができません。
メンテナンスはカバー工法か、葺き替え工事になります。
●ひび割れ
パミールはアスベストを使用していないので強度があまり強くありません。
形状も板状で薄いため、劣化すると全体的にひび割れが起きます。
●釘が腐食し瓦ずれを起こすこともある
パミールの専用釘の中にメッキ処理の薄い物があり、
経年に伴う腐食の進行が早いので屋根材がずれたり、落ちたりする危険性があります。
メンテナンス方法
●カバー工法
既存の屋根材をそのままに上から新しい屋根材で施工する方法です。
雨漏りや下地の腐食などが無い場合はカバー工法をおすすめします。
葺き替え工事に比べると廃材が出ないので撤去処分費がかかりません。
●葺き替え工事
既存の屋根材を全て撤去し、新しい屋根材に変えることです。
雨漏りしていたり下地が劣化していて補修が必要な場合は葺き替えになります。
カバー工法に比べて撤去処分費がかかるため施工費は高くなります。
⇒塗り替えるタイミングはいつ?セルフチェックしてみてください!
相談・点検・見積り無料でさせて頂いておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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