ノンアスベスト屋根　脆く割れやすい“グリシェイドNEO”の使われているお宅へ現地調査に行きました【岐阜県瑞穂市、大垣市、安八町で外壁塗装　屋根塗装工事なら大橋美装】

 

瑞穂市　築17年 エス・バイ・エル　ハウスメーカー住宅　外壁・屋根塗装の現地調査に行きました。【岐阜県瑞穂市、大垣市、安八町で外壁塗装　屋根塗装工事なら大橋美装】

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こんにちは。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

岐阜県　安八郡・大垣市・瑞穂市　外壁塗装 屋根塗装の専門店　大橋美装です。

 

瑞穂市のお客様から屋根のメンテナンスについてご相談をいただきましたので、お伺いしました。

工務店にも見積もりを取られており、屋根の塗装かカバー工法かお悩みとのことでした。

 

 

 

こちらのお宅の屋根材は「グリシェイドNEO」という屋根材が使われています。

グリシェイドNEOは2001年からケイミューという会社（当時はクボタ）から販売されていた屋根材ですが、現在は生産されていません。

似た名前の屋根材で、“コロニアルNEO”というカラーベストの屋根材がありますが、どちらもノンアスベストの屋根材が出始めた頃の屋根材です。

アスベストは、材料を丈夫にするため欠かせない素材でしたが、吸うと体に害があるため、ノンアスベストの屋根材が造られるようになりました。

アスベストなしで丈夫に造る技術がまだ未熟だったため、その頃のノンアスベストの屋根材は脆く割れやすいという特徴があります。

こちらのお宅の屋根材も該当します。

状態が良ければ塗装も可能ですが、あまりに割れるようであればカバー工法や葺き替え工事をおこなう必要があります。

外壁：チョーキング

外壁を手で触ると白い粉のようなものが付きます。

この現象をチョーキング現象といい、この現象が起きたら塗替えサインです。

これは、塗料に含まれる顔料が劣化し、粉になって表に現れたものです。

塗膜の防水性が低下しているサインになりますので、塗替えによるメンテナンスが必要になります。

コケ・カビ

東面の外壁にコケとカビが発生しています。

コケやカビは湿気のある所を好み、繁殖します。

日の当たりにくい場所や風通しの悪い所などは発生しやすく、こちらのお宅のようにリシンで仕上げてある外壁は、汚れが凸凹に溜まり、それが苔やカビの栄養になってどんどん繁殖します。

 

コケやカビは、美観を損ねるだけでなく、外壁自体を傷める原因になるためしっかり洗浄して根っこから取り除く必要があります。

 

雨樋・シャッターボックス：色褪せ

樋、シャッターボックスなど、外壁に設備されているものを“付帯部”

といいます。

 

元々は濃い茶色でしたが、色褪せて白っぽくなっています。

樋やシャッターボックスも外壁同様に日々紫外線を受けて劣化しています。

付帯部は美観に関わりますので、外壁塗装をする際に一緒に塗装することがほとんどです。

 

目地　シーリング：割れ

目地のシーリングが割れて隙間ができています。

シーリングは、外壁の隙間から雨水が入らないように埋めてあるゴムのようなものです。

年数が経つと隙間を埋めているシーリングも劣化し、このように割れたり、縮んで外壁との間に隙間ができたりします。

隙間に雨水が入り込むと、外壁の内部まで水が回り、下地まで傷めてしまう可能性がありますので、早急に対応が必要です。