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“ケレン”とは? 塗装をおこなう前のケレン作業の必要性

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“ケレン”とは? 塗装をおこなう前のケレン作業の必要性


 

こんにちは。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

岐阜県 安八郡・大垣市・瑞穂市 外壁塗装 屋根塗装の専門店 大橋美装です。

 

ケレン

外壁塗装や屋根塗装の見積書に「ケレン作業」「下地処理・ケレン」と記載されていることがあります。

ケレンという言葉を聞いたことがない方も多くいらっしゃるかと思います。

今日は塗装におけるケレンの必要性を解説したいと思います。

ケレンとは

外壁塗装

ケレンとは下地処理のひとつで、鉄部や木部などの塗装面についた旧塗膜や錆びを研磨する作業のことをいいます。

ペーパーヤスリや電気工具、ワイヤブラシなどを使用し手作業でおこなう作業です。

旧塗膜や錆の除去以外にも、塗る塗料が密着性を上げるために、塗面をわざと細かい傷つける目粗し”のこともケレンと呼びます。

ケレン

金属屋根やトタンの外壁にも数年経つと塗膜の剥がれやサビが発生します。

耐久性の高い仕上がりにするには、塗膜やサビをしっかり取り去ることが大切です。

 

 

 

ケレンの必要性について

1.下地を整え、塗料の密着性を向上させる

ケレンをせず、錆などで劣化したまま塗装をすると、塗料が密着せず早期に剥がれが起きる可能性があります。

旧塗膜のなかで、ひび割れ・剥がれがあるものは「死膜」と呼ばれます。

死膜になると建物をコーティングできず、劣化の原因となります。

錆びや旧塗膜が残ったまま上から塗装をしても塗料が密着しません。

そうならないようにケレンによる下地の調整をおこないます。

また、塗装面が平滑すぎる場合に、わざと表面に細かい傷をつけて目粗しすることもあります。

そうすることで塗料が小傷に入り込み、しっかり密着します。

塗料の密着度が強ければ強いほど、塗装は長持ちします。

サビや塗膜の剥がれなどが発生していなくてもケレンが必要になるときは塗料の密着度を高めるためです。

 

2仕上がりをよくする

標準的な塗装工事での塗膜の厚みは0.5㎜にも満たないほどしかありません。

それだけの厚みしかないため、下地にサビや汚れなどの異物が付着したまま塗装すると、その箇所だけ塗膜に厚みができてしまいます。

平滑さがなくムラができてしまうので、つるっとした仕上がりになりません。

 

ケレンは塗装工事においてとても重要な作業工程になります。

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